不動産コラム第4回【不動産を売却する際の諸費用はいくらかかるの?】

皆様、こんにちは!

「はじめての不動産売買に明るく朗らかな未来を」株式会社明朗の千場智樹です。

第4回目のコラムでは、「不動産を売却する際の諸費用はいくらかかるの?」という質問にお答えさせていただきたいと思います。

不動産(土地・戸建・マンション)の売却は、人生においてそう何度もある経験ではありません。そのため、「一体どれくらいの費用がかかるのだろう?」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、不動産売却の際に必要となる様々な諸費用について、その内訳と目安となる金額を詳しく解説いたします。
   

不動産会社に支払う仲介手数料

不動産売買仲介の際、最も大きな費用となるのが不動産会社に支払う仲介手数料です。

不動産会社に支払う仲介手数料(国土交通大臣の定める報酬規程の上限額)は物件価格によって異なります。(建設省告示第1552号)

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200万円超~400万円以下の場合:物件価格×4%+2万円
400万円超の場合:物件価格×3%+6万円
※別途消費税がかかります。
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例えば、物件価格が3,000万円(税抜)の場合の仲介手数料は、

3,000万円 × 3% + 6万円 + 消費税 = 96万円 + 消費税

となります。

印紙代

不動産の売買契約書には、収入印紙を貼付する必要があります。

この収入印紙の代金が印紙代です。印紙代は、売買契約書記載の契約金額(税抜)によって異なります。主な金額は以下の通りです。

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500万円超~1,000万円以下の場合:5,000円

1,000万円超~5,000万円以下の場合:10,000円

5,000万円超~1億円以下の場合:30,000円

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抵当権の抹消費用、住所変更登記費用、司法書士報酬

不動産の売却にあたり、物件に住宅ローンなどの抵当権が設定されている場合は、これを抹消する必要があります。

抵当権抹消登記には、登録免許税と司法書士への報酬が発生します。

  • 登録免許税: 不動産1個につき1,000円
  • 司法書士報酬: 司法書士事務所によって異なりますが、一般的に1~3万円程度が目安です。

また、売主の住所や氏名が登記簿上の記載から変更になっている場合は、住所変更登記や氏名変更登記が必要となり、別途登録免許税(不動産1個につき1,000円)と司法書士報酬が発生します。

これらの登記手続きは、専門的な知識が必要となるため、司法書士に依頼するのが一般的です。

融資一括返済費用

住宅ローンが残っている不動産を売却する場合、売却代金で残りのローンを全て返済する必要があります。

手数料の有無や金額は、金融機関やローンの種類、返済時期によって異なりますので、事前に確認が必要です。

また、売却によって得た資金を新たな住宅ローンの頭金に充てる場合など、金融機関との連携が必要になることもあります。

境界復元費用、境界確定費用

土地や戸建を売却する際には、隣地との境界を明確にする必要があります。

売買対象となる敷地の境界標がない場合には、境界の復元が必要となります。

一般的には境界立ち会いが不要の場合で約10万円境界立ち会いが必要な場合で約15万円が費用となります。

なお、過去にGPS測量がされていない場合には、境界確定の作業まで必要となる場合があります。

境界確定費用は、土地の形状や面積、隣地所有者との協議状況によって大きく変動しますが、50~60坪であれば25~35万円程度でお考えいただくと良いかと思います。

建物解体費用、建物滅失登記費用

古くなった建物が建っている土地を売却する場合や、更地にして売却する場合は、建物の解体費用が発生します。

一般的な戸建の場合には200万円を下回る場合もありますが、建物の構造(木造、鉄骨造など)、規模、立地条件(重機が入りやすいかなど)、アスベストの有無などによって解体費用は大きく異なります。

都度、ご相談いただくことをお勧めいたします。

なお、建物を解体した場合、法務局に建物滅失登記を申請する必要があります。

この登記手続きを土地家屋調査士に依頼する場合には、3万円~5万円程度が費用となります。

相続登記費用

相続した不動産を売却する場合、まず売主名義にするための相続登記を行う必要があります。

相続登記には、登録免許税と司法書士への報酬が発生します。

  • 登録免許税: 不動産の評価額 × 0.4%
  • 司法書士報酬: 相続関係や遺産分割協議の状況によって変動します。

相続登記には、戸籍謄本や遺産分割協議書など、多くの書類が必要となり、手続きも複雑になることがあります。早めに専門家である司法書士に相談することをおすすめします。

目安としては、不動産の評価額によって異なりますが、熊本市の一般戸建の場合には20万円程度となることが多いようです。

ハウスクリーニング

売却する不動産の印象を良くするために、ハウスクリーニングを行うことがあります。

特に中古住宅の場合、室内の汚れや臭いは購入希望者の印象を大きく左右するため、 クリーニングを検討するのも有効な手段です。

費用は、広さや汚れの程度によって異なりますが、10万円程度が目安です。

まとめ

不動産の売却には、仲介手数料をはじめ、様々な諸費用がかかります。

これらの費用は、売却される物件の種類や状況、利用されるサービスによって大きく変動いたします。

また、上記諸費用は必ずしも手出しで必要となるわけではなく、売却金額から差し引いて支払うことが可能な場合もあります。

熊本市で不動産の売却をご検討の際は、まずはお気軽にご相談ください。

お客様のご状況を丁寧にお伺いし、必要な費用について明確にご説明いたします。

経験豊富なスタッフが、お客様の不動産売却をサポートさせていただきます。

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